RAX-330リモコン工事あるある

シャッターボックス内に配線がない!

「サンオート・SA-6」という型の開閉器にRAX-330のリモコンが使われている場合、新しくリモコン装置を取り付ける方法は少し特殊です。
シャッターの巻取りボックスの中に配線類がない為、外側に新しいリモコン装置を取り付ける方法になります。

施工例その1

施工前↓
こちらはもともとの旧型RAX-330用受信機が壁についています。
まだRAX-330送信機が1つ使えますので、新しいリモコン装置を併設します。

施工後
新しいリモコン用の配線をスイッチボックスの線から取り出し、
電源は旧リモコン装置より分岐します。(線は既設の配管の中を通しました。)

施工例その2

ラジオートの配線は室内のスイッチボックスから取り出し、
電源は壁の分電盤からとりました。

施工例その3

施工前↓
SA-6で天井収まりの為、リモコン装置が天井の遠い場所に取り付けられています。(右の四角い箱)
この写真はシャッターの隙間から腕だけ入れて、カメラで天井内を撮ったもので、
シャッターの配線類が奥に見えますが、とても手が届かず結線できません。
(あとあとの修理の事を考えると、こんな位置につける必要があったのか疑問です。)

施工後
新しいリモコンの配線は、スイッチボックスから取り出し、
電源は足元のコンセントからとりました。
リモコン本体は、施主様のご希望で高い位置につけしましたが、
低い位置でもかまいません。

SA-6開閉器の見分け方

お客様のシャッターの開閉器がSA-6型であるかの見分け方は、主に以下の2つです。

①点検口がシャッター間口の左or右端ではなく、真ん中あたりにある。↓

SA-6型の点検口

②巻取りボックスの側面から電線やワイヤーが出ている。↓