東洋パイプシャッターのリモコン交換修理@吹田市
大阪府吹田市内より東洋シャッター製電動シャッターのリモコン修理のご依頼を頂きました。
東洋シャッター製カラーアルミのグリルシャッター(パイプシャッター)です。
送信機は Tele AutoのFX-1
鉄筋コンクリートのゲートに設置されています。スイッチもすぐ近くに。
大きな点検口があります。
リモコン作業には十分な開口サイズです。
ハァーモニーTeleAutoの受信機がでてきました。左はブレーカーです。
壁のスイッチも確認します。
内部を引き出して確認。いつもの東洋シャッターのスイッチですので接点の種類は問題ありません。線の色を確認します。
モーター下に結線図がなんとか見えます。
旧リモコン装置は送信機が故障していますので装置も取り外し、新リモコン装置ラジオートを取り付けます。
リモコン工事はいつも通り無事終わりましたが、ひとつ気になる点がありました。
この機種は停電時に手動で開ける際につかうチェーンがついていますが、そのチェーンがモーターに巻き付けられており、ケースの骨組みの鉄骨材にはさまってしまってとれません。
チェーンをモーターに巻き付けるのは、取付作業時にはすることはありますが、外れない状態でそのまま放置することはありません。
しかもこの挟み具合からすると、モーターに巻き付けたまま、そのあとにケースの下地を溶接付けしているようです。
幸い今まで一度も使うことはなかったとの事ですが、最近は災害で停電なども増えていますので、使えるようにしておくに越したことはありません。
幸い正面ケースが外せる納まりでしたので正面から作業します。
↓この状態でもやはりチェーンがはずせません。
丁寧にバールなどを使って隙間を広げてチェーンを外しました。
とりあえずこれで非常時も安心です。
開閉器の型番表記
せっかくケースもはずしたついでですので、防水対策を兼ねてブレーカーとリモコン装置は鉄骨の上面にビス留めしました。
以上で東洋シャッターのリモコン交換工事が無事終了しました。
今回はチェーンの修正でしたが、いつも一通り点検しますので、その場で修正できることはついでにさせて頂いております。
こちらのシャッターはまだまだ調子良さそうですので、これからも長く便利にお使い頂けると思います。
ありがとうございました。