そのまま電動化工事の配線取り回し
「そのまま電動化パック」で使用するモーター付きシャフトでは、シャフト中央部の開閉器からの配線類がパイプシャフトの中を通ってでてきます。シャッターではシャフト以外はすべて回転しますので、この配線類はどこにも出すことができません。そのため、巻き取りの左右の板(ブラケット)に穴をあけて、配線類を取り出す必要があります。
悪い施工例
配線取り出しの穴を開けずに、巻き取りボックスの内側側面に配線をはわせて、薄鉄板で押えておく業者さんもありますが、数年で鉄板が摩耗して配線を切ってしまい、ショートするなどの必ずトラブルになりますので、弊社ではこの方法はとらず、必ず一旦側面に出します。
※現場により鉄板をはる方法をとる場合は、裏の壁も含めて溝を掘り、内側に膨らまないようにします。
弊社施工例
以下は弊社の施工例です。
方法は現場によりいろいろですので、ほんの一例です。
スラットが巻き取られるスペースはドーナツ型に危険ゾーンになりますので、それをさけてブラケット(側板)に穴をあけ、配線の取り回しをします。