手動シャッターを電動化@甲賀市

滋賀県甲賀市にて、旧三和シャッターガレージの電動化をご依頼頂きました。

シャッターに変形や引っ掛かりなどがなければ電動化は可能です。

こちらの現場も特に致命的な損傷や変形もありませんでしたので、外観左の大きいほうのシャッターをそのまま電動化させて頂きました。

旧型の三和シャッター社製の手動シャッターを電動化します。
親子ガレージの外観左のシャッターを電動化

ケースを外したところ。

三和シャッターのケースを外したところ
ケースをはずす

連装のシャッターでは、両シャッターのシャフト受けが共通のボルトで留められています。

現在のシャフト受け

新しいシャフトは直径が一回り太くなりますので大型のものに交換します。

手動と電動のシャフト受けの比較
新旧のシャフト受け

シャフトを降ろしました。

手動シャフトを降ろしたところ
シャフトを降ろす

ブラケットに配線出しの穴をあけます。角はやすりで滑らかにします。

配線出しの穴加工
ブラケット外部

ブラケットの錆は外側だけで、内側には問題ありません。

ブラケット内側
ブラケット内側

中間ブラケットのシャフト受けを交換します。

シャフト受けの交換
中間ブラケットのシャフト受けを交換

電動(左)と手動(右)でのシャフト受けの大きさの違い。

電動と手動のシャフト受けの比較
左電動式用、右手動式用

ブラケットがクギ×1本で留まっていましたので、コーチボルトで補強します。新しくつける電動化シャフトでは重さが倍近くなりますのでブラケット取り付け強度の確認が必要です。

ブラケット留めの補強

電動シャフトが無事のりました。

完成

電工のボックスを付けて配管~スイッチBOXの取付、電源は室内側のコンセントへ。

カギ掛かり(ラッチ掛かり)にスラットがひっかかる危険がありましたので取り外します。
またレール等、金属が擦れる部分にCRC5-56などのスプレーオイルを塗布すると音も静かになります。

ラッチ掛かりの取り外し

ケースを貼れば完成です。

ということで本日も無事完了致しました。

これでまた便利にお使い頂けます。
もし必要であれば、スラットだけの交換などもお請け致しております。

ありがとうございました。